娘の通う幼稚園の恒例行事「みそしる会」
これは年長組だけの行事でして、裏山の菜園で育てておいた野菜を収穫し味噌汁を作るという会です。今朝、大きなかまどやお鍋が園庭に用意されていました。(冬でもいいなあ・・・)
さて本日は娘1は形から入る派というか・・・細かいところにこだわるのでやりづらいという話。
エプロンと三角巾を用意してくださいといわれていたので近所の衣料品店に買いにいきました。パンダのアップリケのついたピンクのエプロンを選んだ時は大盛り上がりで店内にておおはしゃぎしていました。しかし次に私が白い三角巾に手を延ばすと急に機嫌悪くなりました。こんなのいやだというのです。
予想外の反応に影響されてしまった私は店の人に
「三角巾にできるような大きめのハンカチってあるのですか?」と事情を説明すると
「最近のお子さんは白い三角巾はほとんど使わないようですね。たいていバンダナですよ。」
という答えがかえってきました。
!!!そういえばテレビで子どもが料理する風景ではバンダナがよく映っていたなあ!!!
なるほど白の三角巾なんて「幸楽」っぽくて子どもには不評なんだな。
そしてすすめられるままピンク地のペイズリーを迷いもなく買おうとするとまだ機嫌が悪い!
「こんな模様いやだ」レジのところでしばらく押し問答が続きました。
もちろんこのドラ娘の気に入るかわいい大判ハンカチは他になかったのでバンダナを買い強制連行。家に帰ってもこんな三角巾はイヤだといつまでもグチグチ言っているのです。
しかたがないので他の女の子のお母さん達にも聞いてみました。
「うちは風呂敷を三角巾にするよ、わざわざ買ってないよ」
等々ありあわせで済ませる答えが多かったのです。(そうだよね賛成。)
「それで何も文句言われなかった?」と聞くと
「そういうもんだと思ってるんじゃない?特になにもいわないよ」
とこちらもみんな同じような答え。
そうだ、自分が弱いからだめなんだ。いちいち小娘の言い分になど耳を傾けるからいけないんだ。
私はよりよい三角巾さがしなどあっさりやめ、今朝バンダナをエプロンのポケットに詰め込んでわたしました。
思えば年少から服装や小物のことでは苦労しっぱなし。誰の遺伝なのか。
素っ裸でベビーカーにのせて毛布をかけて登園したことも下着だけでいったことも、プリキュアのコスチュームで登園したこともそういうのをすべて思い出しました。冬でも青ジャージは絶対着ないし。せっかく買ったのに。
「うちは女の子なのに出したものをそのまま何も言わずに着るよ。こだわりがなさすぎるのもかえって心配だよ」
となぐさめられたこともありました。
そんな波風を乗り越えた気分でいたのに今回三角巾選びで改めて
「こやつ、まだ直ってないんだ。」と思い知らされました。
みそしる会は子ども達はとてもたのしかったようです。やれやれめでたし。
このみそしる会はもうすぐ来る「お泊り会」でカレーを作るリハーサルも兼ねているのです。