2011年7月20日水曜日

夏季休業のおしらせ

 いつも当ブログを立ち上げていただきありがとうございます。皆様のおもしろかったよという声に後押しされ続いているのです。
さて今日から8月13日までお休みさせていただきます。それでなくてもせっかくたちあげてもらって大切な読者皆様に空振りさせているのでせめてわかっているときはお伝えしようと思うのです。
関西のみなさま、会えません。まだまだハブとマングースの檻から解放されそうにもないので私は三宮や湊川だって近くて遠いのです。いつかいつかのんびり再会させてください。

2011年7月19日火曜日

製パン王 キム・タック

キムタクではありません。キム・タックです。韓流ドラマ。私は食いしん坊なのでこの「製パン王」という言葉に惹かれて初回を見ました。子どもが主人公で娘達も見始めました。韓流ドラマだけにドラマティックなドラマです。韓国最高視聴率58パーセントだけあります。毎日再放送するから撮り溜めておいて一気に見ようと思ったのですが先を知りたくてそのつどみてしまいます。今日なら4回目。今からでもおもしろいですからよかったらみてみてください。ペリーヌ物語にどこか似ています。苦労して育ったできのいい子どもが紆余曲折、多くの伏兵にめげず大きな工場の後継者になるんだろうなぁ。という内容です。

2011年7月15日金曜日

夏なので不思議話をおひとつ

シンクロニシティで有名な話は大昔のヨーロッパで教会の鐘がいつもよりなぜか数分間違って早く鳴りました、それまでそんなことはなかったのにその日だけ。教会の中の人はそれによりいつもより数分早く教会を出ました。(うろおぼえで失礼)・・全員が教会の外に出た瞬間地震が起こりその教会が全壊したそうです。あれ?こんな感じだったっけ?全員の時計がどれもこれも5分遅れていたんでしたっけ?それで教会に入らず助かったのでしたっけ?とにかくかなりな偶然が重なり多くの人が死を免れたという有名な話です。

さておき私には実家が焼肉店を経営している友人がいます。神戸では小さいけど有名なお店で有名人が来るのも珍しくありません。友人はそこのスタッフの一員で看板娘兼ベテランスタッフです。その人柄をしたっての常連客も少なくありません。わたしも彼女とはここ7年ほどあっていませんが再会したら多分昨日のような会話ができると思います。

そんな友人が話してくれた不思議な話。
ある日を境にその友人をかなり慕って足しげくお店に来るようになった女性がいるそうです。精神的に強くないタイプの人だったようで、いつしか友人を姉のようにしたい三日とあけず一人でやってくるようになりました。さすがの友人もすこし負担に感じるようになっていたようです。そんなある日彼女が友人に
「これプレゼント。私のとおそろい」
とブランドもののその年のデザインのハンカチをくれたそうです。
「ありがとう」
そしていつものように帰って行く彼女を見送ったそうです。
それから間もなくその女性が自殺したというニュースが。
友人はハンカチを見ながら泣いたそうです。

それから何年かたち、そのハンカチは家のどこかにしまいっぱなしとなり、日々忙しさに彼女のことも忘れて、忘れたことも忘れた頃だと思います。ある日女性客が忘れ物をしました。ハンカチでした。届けようと店をでて走り出し改めてそのハンカチを見た時ハッとしたそうです。そのハンカチは亡くなった彼女からもらったのと同じもの。持ち主のお客さんに届けてから更に驚いたことにその日が彼女の命日だったそうです。
「何年も前のデザインで持っている人もずいぶん減ってきてただろうに本当におどろいた。思い出してほしいとメッセージを送ったとしか思えないのよ」
としみじみ話してくれたのを覚えています。

さて長いことご無沙汰しているこの友人のことを思い出し、今日はこのお話にしたのですが、本日のこのブログは書き上げるまでに一度外出しているのです。もどってきたら本人からの暑中見舞いが届いていました。偶然の偶然の偶然の話、完

2011年7月14日木曜日

ご心配ありがたく・・・

エレベータ缶詰事件はブログを読んでくださった皆さんにお会いするなり「大丈夫だった?」と何人もの人が心配してくれました。これだけタイムリーにブログを読んでくださってるのかとそういう意味でも感激でした。ですからできるだけ更新しようと思うのでした。以前毎日アップできていたんですけどね。気まぐれに立ち上げてください。みなさんありがとう。

2011年7月13日水曜日

開かない話

 この暑い最中に娘2と二人、自宅マンションのエレベーターに閉じ込められました。いつもの時間に娘1を幼稚園に迎えに行こうとしてエレベーターに乗り1階へ向かう、ドアは開く、というそれまで疑いようもなかった日常が今日本日を境に「絶対開くとは限らない」という認識にかわりました。

 いつものように素直に1階へむかったエレベータでしたが1階と2階部分で一度止まりました。「ん?」別にエレベータの動きに集中していたわけでありません。私はだいたいいつもボーッと乗っているのです。ですから瞬間、起こったのかわかりませんでした。やがて他の階のボタンなど押していないのに異様な遅さで上昇しはじめました。階と階の間の床の厚さや部品などがしっかり見える速度です。もはや何を押しても止まりも開きもせず上昇されるがまま。やがて最上階・10階で10階の床よりも高い位置で停止しました。娘2はこの間パニックになって泣き叫びます。私も何か見えない魔物に召集された気分になりました。大げさですけどね。
 そして人生初の非常ボタンを押しました。あの「受話器マークのボタン」を押したらどうなるのか・・・それ自体は得がたい経験でしたけどね。普通の感覚で押してもだめです。いたずらや間違い防止のためセンターにはつながりません。ビーッという音が消えるまで押し続けなければなりません。30秒くらいの長押しです。やがて上のほうの通話口から女性の声が聞こえます。
しかし驚いたのはその声がとても小さくて、とても聞き取りにくいということです。このエレベータだけなのか一般的にそうなのかはわかりませんが、背の低い子どもや耳の遠い高齢者ならおよそ会話にならないでしょう。かすかに「どうなさいましたか」という声が聞こえたので「閉じ込められました」と答えると「作業員を向かわせますので10分ほどお待ちください」という返事。それからプツッと先方が切ったので外界の接点がないという不安に再び陥りました。しかしこういうときの時間というのは遅く感じるものなんでしょう。携帯電話は幼稚園の迎えくらいでは持っていかないのがほぼ習慣なのを後悔しましたがもちろん仕方ありません。10分以上は充分待ったのでまた同様にセンターにつなげてまだ作業員が来ないことをいいましたが事務所のスタッフとしても「すみません、もう少し待っててください」というよりほかない感じでした。娘2を「怖くないから」となだめながら「本当に作業員がくるのか?じつは他人事だと思ってゆっくりきているのではないのか?」などとても猜疑心がつよくなります。
 それから5分位してやっと男性作業員が到着。無事解放され、エレベーターは即「点検中」となり10階から1階まで階段で降りて30分遅れで娘1をゲット、帰宅は8階まで娘2を抱っこし階段を昇ったというしだいです。

2011年7月5日火曜日

みそしる会

娘の通う幼稚園の恒例行事「みそしる会」
これは年長組だけの行事でして、裏山の菜園で育てておいた野菜を収穫し味噌汁を作るという会です。今朝、大きなかまどやお鍋が園庭に用意されていました。(冬でもいいなあ・・・)
さて本日は娘1は形から入る派というか・・・細かいところにこだわるのでやりづらいという話。

エプロンと三角巾を用意してくださいといわれていたので近所の衣料品店に買いにいきました。パンダのアップリケのついたピンクのエプロンを選んだ時は大盛り上がりで店内にておおはしゃぎしていました。しかし次に私が白い三角巾に手を延ばすと急に機嫌悪くなりました。こんなのいやだというのです。
予想外の反応に影響されてしまった私は店の人に
「三角巾にできるような大きめのハンカチってあるのですか?」と事情を説明すると
「最近のお子さんは白い三角巾はほとんど使わないようですね。たいていバンダナですよ。」
という答えがかえってきました。
 !!!そういえばテレビで子どもが料理する風景ではバンダナがよく映っていたなあ!!!
なるほど白の三角巾なんて「幸楽」っぽくて子どもには不評なんだな。
そしてすすめられるままピンク地のペイズリーを迷いもなく買おうとするとまだ機嫌が悪い!
「こんな模様いやだ」レジのところでしばらく押し問答が続きました。
もちろんこのドラ娘の気に入るかわいい大判ハンカチは他になかったのでバンダナを買い強制連行。家に帰ってもこんな三角巾はイヤだといつまでもグチグチ言っているのです。
 しかたがないので他の女の子のお母さん達にも聞いてみました。
「うちは風呂敷を三角巾にするよ、わざわざ買ってないよ」
等々ありあわせで済ませる答えが多かったのです。(そうだよね賛成。)

「それで何も文句言われなかった?」と聞くと
「そういうもんだと思ってるんじゃない?特になにもいわないよ」
とこちらもみんな同じような答え。
そうだ、自分が弱いからだめなんだ。いちいち小娘の言い分になど耳を傾けるからいけないんだ。
私はよりよい三角巾さがしなどあっさりやめ、今朝バンダナをエプロンのポケットに詰め込んでわたしました。

思えば年少から服装や小物のことでは苦労しっぱなし。誰の遺伝なのか。
素っ裸でベビーカーにのせて毛布をかけて登園したことも下着だけでいったことも、プリキュアのコスチュームで登園したこともそういうのをすべて思い出しました。冬でも青ジャージは絶対着ないし。せっかく買ったのに。

「うちは女の子なのに出したものをそのまま何も言わずに着るよ。こだわりがなさすぎるのもかえって心配だよ」
となぐさめられたこともありました。

そんな波風を乗り越えた気分でいたのに今回三角巾選びで改めて
「こやつ、まだ直ってないんだ。」と思い知らされました。

みそしる会は子ども達はとてもたのしかったようです。やれやれめでたし。
このみそしる会はもうすぐ来る「お泊り会」でカレーを作るリハーサルも兼ねているのです。