2011年6月21日火曜日

夜な夜な話:パンを踏んだ娘 前編

 昔昔あるところにインゲルという女の子がいました。家が貧乏だったためインゲルは自分の家から離れたお金持ちの家に住み込んで働くことになりました。
インゲルが働き始めた家の奥さんはいい人で優しく接してくれたのでインゲルは毎日機嫌よく働くことができました。
働き始めて一年たった時、奥さんがインゲルに言いました。
「お休みをあげるから久しぶりにお母さんに会っておいで」
しかしインゲルはあの貧しい家にはもう帰りたくないと思っていたので
「いいえ奥様、私はこのままでいいのです」
といいました。
 働き始めて更にもう一年経ちました。また奥さんがいいました。
「会いに行っておやり。お母さんは病気で寝ているそうだよ。」
そういってインゲルにきれいなドレスを着せてやり、お母さんへのお見舞いにと大きなパンをもたせてくれました。
インゲルはめんどくさいと気が進みませんでしたが、きれいなドレスを村のみんなにも見せびらかしてやりたいと思い今度は家に帰ることにしました。
「ふふふ私のきれいな姿をみたらみんなびっくりするわよ」
インゲルはそう思いながら森の道を歩いていきました。あともう少しで家が見えるというとき目の前に大きなぬかるみがあるのを見つけました。
「まあっ。いやだわ。きれいなドレスが泥だらけになってしまうじゃないの。・・・・あ、そうだ、いいこと思いついた!」
インゲルは奥さんが持たせてくれたパンを
「エイッ」
とそのぬかるみに投げ込みました。そのパンの上に靴を乗せてぬかるみを飛び越えようとしたのです。とその時です。
「ぐるぐるぐるぐるぐる~っ。」
ぬかるみが渦を巻き始めました。そしてインゲルを暗い暗い沼の底へと引きずり込んでしまったのです。   つづく

2011年6月20日月曜日

ペットボトル・キャップ集め

ペットボトルのキャップが何キロか何トンか集まると、車椅子などに交換され障害者の方たちに活用してもらえるという話を聞いたのが始まりで集め始めました。もともと炭酸系飲料大好きな上、麦茶をつくるのを私がついサボってしまう上、節約観念がいまひとつ充分ではない当家、集まるわ集まるわ早々に大きめのレジ袋一杯になりました。
そんな折テレビで森永卓郎氏が
「ペットボトルのキャップを集めているんですよ」
とそのコレクションを紹介していました。
薄型のA4クリアボックスに見やすいように閉じ込められたそれらはとてもおもしろかったのです。
私はそれを見てレジ袋にたまったキャップを一種類一個ずつ拾い集めて並べてみました。というしだいです。
アルミ缶ボトルのキャップも色彩豊かでデザインもかっこよくてこれも併行してあつめています。今は国内メーカーのものが主流ですがそのうち外国のも入手でいたらいいなあ。
集めはじめて一年目くらいですかねぇ。
 ちなみにベルマークはここ5年集めています。いずれも日常生活において無理なくできちょっとばかり楽しいですよ。

2011年6月16日木曜日

ちいさな現象

 お久しぶりです。久しぶりの更新ではありますが本日はここいらでは私だけが気づいているでしょう巷の小さな現象&変化について述べます。それはペットボトルのキャップについて。キャップの上面部分が軒並み白無地になってきています。ちょっと前までは格安飲料でない限りだいたいのキャップの上面にはメーカーのロゴが印刷されていたのです。最初に気づいたのはペプシ。ペプシのキャップは三種類あって☆黒地に白抜きなのと☆白地に黒ロゴなのと☆赤青白が波打つトリコロール。これが最近のある日を境に全部真っ白です。一例だけ挙げましたが他メーカーも同現象が続々。もちろんかわらずカラフルなものもありますが結構みんな白くなっています。
 先日の震災の影響でキャップの供給が難しくなっているという話を聞いたのですがそれが理由かもしれません。
なぜそんなことに気づいたのか?私はペットボトルのキャップとスチール&アルミボトルのキャップのコレクターですから。またこれにつきましては別回にご紹介いたします。

2011年5月20日金曜日

5歳の記憶 前編

 「八日目の蝉」というNHKのドラマ(45分×6回)2夜に分けて一挙再放送していたので見てみました。
ストーリーは、不倫相手の子どもを妊娠した若い女性:キワコが、
「今回だけは子どもを諦めてくれ」
というようなことを相手の男性にうまいこと言われ、その男性を信じていたキワコは仕方なくそうするのですが・・・結果二度と妊娠できない体になってしまう上、男の妻の知るところとなります。この妻もまた妊娠中でした。
「夫になにを言われたのか知らないけど自分の子どもを殺すなんて信じられない!この、がらんどう!」(って言い過ぎじゃない?)
 
 キワコに自分の子どもを降ろさせた男は本妻の妊娠を大切にし、家庭を守り続けるのです。
これを知ったキワコ。世が世なら怪談話にでもなりそうですが、そこは現代です。ある雨の日、留守にしていた夫婦の家に子どもを殺すつもりで侵入するのですが、抱き上げた子どもの暖かさや心の安らぎに驚き、その子を盗んで逃げるのです。

それから5年間幼い子どもを抱えて大変な生活が始まりますがどんなに困難でも耐えられたのは周りの支え、そして何より薫と名づけたその子どもがいたからなのでした。
舞台は小豆島。薫はすっかり島の子として真っ黒に日焼けし幼少時代を満喫する平和な暮らしを手に入れるのです。キワコももっとも幸せな毎日を送ります。薫を小学校に上げる時にどうしたらいいかと悩みつつ。
やがて小豆島のまつりで親子の写真が撮られ新聞に載ったことがきっかけでキワコは逮捕され7年か8年の実刑が下ります。
最後に被害者家族に一言といわれたとき
「子育てをさせていただきありがとうございます」と頭を下げるのです。周りは「申し訳ありませんでした」と言うべきだろう?と聞き返すのですが、男の妻にはその言葉が重く残ったようです。

2011年5月17日火曜日

テスト中 ちなみに「くちなし」観察

長らく写真のなかった当ブログ
頑張ってアップできるようやっているところです
ちなみにこれは去年撮った「くちなし」

この最も美しい状態は短いのです。

写真、思うような場所にこないのがジリジリします。夫がこの辺りのトラブルシューターとなってくれていましたが夫も疲れて果て、私も疲れ果て頼む気力もないままでした。もうちょっとしたらちゃんと解決してもらって好きなように構成できるようにしたいです。

2011年5月12日木曜日

ひきとり訓練

 今日は幼稚園の引き取り訓練でした。地震が起きて町中が大変なことになったということにして、11時に自宅を出発し歩いて迎えに行くという想定のもと。先生側も親側も有事の際の時間の把握を目的としています。
 で幼稚園から一番近いのは当家なんですけど何でか、何人もの人が先に子どもを引き取って帰っていくのにすれ違いました。11時03分に自宅を出たのと信号につかまったからかなあ。
 
 二度あることは三度ある。阪神大震災、このたびの東北関東大震災、両方の揺れをまともに経験した私。あと一回くると踏んでいます。最近木製の食器に目が行きます。それからテントと寝袋もほしいところです。
 幼稚園から言い渡された地震発生時のお迎えの心得
 ☆何日遅くなっても園は子どもを父兄・関係者が迎えにくるまで預かっています。
 ☆小学校等に他の兄弟(上の子)がいるときは一番上の子から先に迎えにいくこと。
  (下の子から迎えに行くと手間がかかる可能性があるから)
 ☆津波の際は水が引いてから迎えにくること。津波の心配がなくなってから迎えにくること。

2011年5月11日水曜日

ブラックスワン

 ブラックスワンという映画を見に行きました。たまに別世界に行くのもいいですね。とても心に残る映画でした。バレエ好きな人ならなおさらかなあ。女性には特におすすめです。男性にはどうでしょう。これから盛り上がるという辺で出て行った初老のおじさんがいました。封切初日朝一番の上映なのに。トイレかなと思ったらそれきりもどってきませんでした。何か耐え切れなかったんだと思います。
 さて「白鳥の湖」をテーマに物語りは繰り広げられます。
初めて主役をもらえたまじめな主人公ニナは白鳥と黒鳥を両方演じなければならないということで頭が一杯になります。白鳥は彼女の性格にあっていて完璧にこなせるのですが、黒鳥は正反対で官能的かつ情熱的に悪魔を誘惑しなければならずニナには超不得意な役柄でした。めでたく主役を得た彼女ですが、真面目さゆえに役作りに悩み始めます。振付師&監督には退屈だおもしろくないセクシーでないもっと本能のままにとかとにかく黒鳥は酷評されます。そして少しずつ精神がこわれていく。もともと自傷癖があったのがさらにひどくなりだんだん妄想と現実がわからなくなります。この辺はこの映画を見る側も主人公同様どこまで現実でどれがニナの妄想なのか後にならなければわからなくなっています。その辺がとてもドキドキ、ドギマギ手に汗握る時間で上映時間ぎりぎりまで緊張しながら固まって鑑賞することになります。ふだんだら~っとすごしている私には衝撃でした。是非みなさんもそんな世界へ入り込んでみては?ラストは他の映画宣伝に習って言わないでおきますね。