「サヨナライツカ」という辻仁成さんの小説を過去に読んだことがあります。小説好きの友人が貸してくれたのです。それが最近映画化されたとか。舞台はアジア、熱帯の空気と混沌の中、どうしても避けられない恋がはじまります。国際的にエリートコースを進む若き青年:主人公はそれにふさわしい婚約者がいます。すべて順調なある日仕事で訪れたとある場所で自由奔放、天衣無縫、破天荒、まあそのあたりの言葉があてはまる女性・沓子(とうこ)と出会います。いろんな意味でジェットコースターのような日々の始まり。やがて青年はもともとの婚約者と結婚し、それまでの人生を引き続き歩むのか、沓子をとるのかで悩みます。さてどっちを選ぶと思いますか?「マディソン郡の橋」的に納得ずくで沓子と別れるのか「アンナ・カレーニナ」みたいに本能のままぶっちぎったのか?ちなみに沓子の役が中山美穂なのは絶妙に合ってると思います。ってまだこの映画見る予定もないけど。
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