2009年10月14日水曜日

ポケットジョーク

みなさんは人生最初に買った文庫本が何か覚えていますか?最初にかったレコード(CD)は?という話題はたまに耳にしますが最初に買った文庫本を覚えている人は少ないかもしれません。私にとっての最初の文庫本は←このポケット・ジョークシリーズ。写真一番左だけカバーがついていない、それがそうです「トラベル」編、奥付を見ると昭和58年の初版本です。ということは中学生3年の時。文庫本というのはそのほとんどが小難しい小説だったなかでポケットジョークはひとつひとつが短くて最初の小さな活字としては馴染みやすかったし外国に憧れ強かった私が思いをはせるのには充分な内容でした。
「1ドルのステーキにしますか?1ドル半のステーキにしますか?」
「どう違うんだい?」「1ドル半のステーキにはよく切れるナイフがつきます」

ロンドンのレストランでウエイターが客に言った「珈琲をお持ちしました。南米で特別に買い付けた豆でございます。「ああ、そんなところまで行っていたのか」   などなど

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