「チャーリーとチョコレート工場」は私のお気に入りの映画のひとつです。
歯科医を父に持ち、甘いものを厳禁されて育ったウィリー・ウォンカ少年は、成長し「ウォンカ」という板チョコを発売し大成功。大きな工場をもつに至ります。でもこれは苦労話やサクセスストーリーではありません。そこがこの映画の面白いところだと思います。
ハロウィンの夜、たくさんのお菓子をもって帰宅した彼を待っていたのは父親。少年が手に持っていたお菓子をすべて暖炉にくべてしまいます。
翌朝少年はたった一つ、難を逃れたチョコレートを見つけ口にします。
それから巨大チョコレート工場の社長になる・・・のですがやっぱりこれはサクセスストーリーではありません。
厳格な家庭に育った彼が子供のころに得られなかった大切なものを「チャーリー」という少年とその家族をとおし彼なりに得ていこうというものです。チャーリー少年の他にも4人の子供たちが登場するのですが・・・そこは見てのお楽しみ。映画の中には彼の視点から生まれる皮肉がたっぷり。
よかったらそのうちに見てください。
また映画内に登場する「ウォンカ」の板チョコは映画の人気にあやかって商品化されました。ちょっとばかりセンスのいいお店で今も販売されているのですよ。とくに寒い時期はね。一枚525円。ゴールデンカード入り。
ブログじまい
5 年前
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