2011年2月15日火曜日

夜な夜な話 死人のミサ

ある日、まあその娘の名前を仮にアンヌとしましょう。アンヌはたまたま町の教会に真夜中灯りがともっていることに気がつきます。このあたりのいきさつは子どもの頃の私の記憶にありません、あしからず。
「あら、こんな時間にミサがあるのかしら?」
アンヌは出かけてみました。もうすでにたくさんの人が集まってこちらに背中を向けて座っていました。不思議に思いながらもアンヌは自分も列席しようと思いしばらくその場におりましたが、いつもとは違う、なじめない雰囲気が気になっていました。
 そのときです、アンヌは腰をぬかすほどおどろきました。つい先日亡くなった近所の女性が近くに座っているのです。恐怖に震えているとポンポンッと後から肩をたたかれました。振り返ってみるとやっぱり青白い顔をした若い女性がこちらを見ていました。
「ここはあなたのくる場所じゃないの。ここにいるのはもうなくなった人達よ」その人は言いました
「このマントをかぶってそっと誰にも気づかれないようにここから出て行くのよ」そういって自分の着ていたマントを脱いでアンヌに貸してくれました。アンヌは言われたとおりマントをかぶりそっと教会の外にでようとしました。その時ひとりの死者と目があってしまいました。恐ろしい顔で叫びました。「ここに生きた人間がいるぞ」そのとたん背中をこちらに向けて座っていた人達が一斉に振り返りました。キャーっ。と叫んだかどうかは知りませんがアンヌはあわてて走り出しました。みんながアンヌの着ているマントを掴みます。やめて~アンヌが叫んだときマントが脱げて教会の外に出ることができました。
 夜が明けて、果たしてあれは夢だったのかとアンヌは教会に改めて行ってみました。そこにはズタズタに破れたマントが落ちていました。

2011年2月14日月曜日

おもちゃのかんづめ

森永「チョコボール」のくちばしについているエンジェル(当たりマーク)を銀なら5枚、金なら1枚あつめるとおもちゃの缶詰が当たる。これは日本人なら誰でも知っている情報でしょう。さて本日バレンタイン、私は夫に2カートン、40個の森永チョコボールを贈りました。夫は現おもちゃかんづめの「宇宙缶」にいつになく好奇心をもっているようだったのです。ここは高級チョコより森永でしょう。ダイエーのサービスカウンターで2カートンを一つにまとめて包装してもらったらなかなかの見栄えになりました。
さてエンジェルがこの中に何個あるか。私としても期待せずにはいられません。40個も買ったんだから速攻「宇宙缶」はゲットしたも同然!と決めてかかり夫の帰宅を待ちその反応などとりあえずいそいそと家族4人で開封してみました・・・銀のエンジェルが2枚だけ。1カートンにつき銀1枚の割合です。私の考えはどうも甘かったようです。つまり確実に手に入れるには5カートン100個のチョコボールが必要だったのです。どうりでおもちゃの缶詰には送付期限がないはずです。過去に出た銀が1枚あるのであと2枚です。宇宙缶の間になんとかするべきでしょうか?
知人ママにその話をしたところ過去に地道に集めゲットしたおもちゃの缶詰の中味は期待もむなしくチャチだったとの話。まあチャチなりの好奇心を持ち続けることにしましょう。でもしばらくチョコボールはうんざりです。
エンジェル入りのチョコボールは箱のテッペン部分の「くちばし」という印刷のインクの色がよくよくみればすこしだけ違う、とのことなのですがその真相はいかなるものでしょう。

2011年2月13日日曜日

ミサ初体験 それから

ミサのときその立派な教会の二階席に案内していただきました。ガラス張りになっていて子どもが少々騒いでも大丈夫になっていました。吹き抜けになっているから1階席のミサの様子がよく見えました。八角形のドームの各一辺から2つずつペンダントライトが吊るされていて16個の上品な灯りが円を作っていました。私はそれを見ながらたまにはこういう雰囲気もいいなあと(初めてのくせに)思ったのですが、白衣を着て緑帯を首にかけた神父さんは外国人のようで、それでなくても聞きなれない日本語の内容を独特のイントネーションでお話していました。お経として聞かせてもらいました。みんなそうだったと思うよ~。親がそんなわけですから、言いだしっぺの娘1がそれに聞き入るはずもなくエリカちゃんととっかえひっかえ棚の絵本を取り出して遊んでいました。そういう時間が小一時間続きました。通常ならようやくそこから子ども向けの「日曜学校」が改めて始まるはずなのにその日に限って都合によりないようでした。ガクッ。
 しめくくりに1階におりてその神父さんに金杯から何やらありがたい水滴を指の腹で額に塗ってもらって終了しました。
娘に「また来たい?」と念のために聞いてみると「もう一生いや」とけんもほろろに言われました。私だってこりごりです。子ども向け日曜学校が始まる時間から参加したらいいんだな。機会があればそうします。
でも私は始めて教会に集う敬虔なクリスチャンの方々を目の当たりにしました。頭から薄いヴェールをかぶった婦人達も初めて実際目にしました。毎度何気に通りすぎる一建物の中の世界それをたまには思い出すと思います。

2011年2月12日土曜日

ミサ初体験

平塚駅南側エリアを久しぶりにさんぽしていましたら、教会にさしかかりました。いつもはしまっている教会の重厚な扉が開いていて娘1がどうしても中を覗いてみたいと言い出しました。建物上部に付けられたイエス様像が遠目に先日最終回を迎えた「ペリーヌ物語」のペリーヌに似ていると言うのです。私も覗いてみたくなり少々敷居が高く感ぜられたのですがお気軽にと書いてくれていることだしと覗いてみました。モダンな教会です、打ちっぱなしのコンクリートと、明るい色の上質な木材を組み合わせた直線的な雰囲気です。天井は八角形が放射状になったドームになっていてその中心部は八角形の天窓になっていました。へぇええええ。シーンとした誰もいない教会、神聖な空気が漂っています。「確かここ、エリカちゃんが通っている教会だったんじゃないかな?」ポロッといらんことを言うてしまいました。そのとたん私も行く!今日行く、と騒ぎ始め思い立ったが吉日魂マンマン、仕方なく翌日あさ9時半からのミサにご一緒させてもらうことになりました。  続

2011年2月9日水曜日

捨てる前にご紹介

娘1から以前、お母さんがどうやったら痩せるか今から言うから書きなさいと色紙とペンを渡されました。仕方ないから書き留めたその紙がでてきました。今回はそれをご紹介します。現在このブログにおける写真掲載機能がおかしいのでしばらくは文章だけで失礼いたします。

☆だいどころをかたづける
☆あしふみ
☆おかたづけをする
☆しょっきあらいをする
☆そとにあるきにいく
☆そとにマラソンしにいく
☆おうちでがんばっていちねんかんダンスする
☆あとはやせるだけ

2011年2月8日火曜日

すみません

前日のブログの写真が画面上に出ていませんね。失礼しています。力士が飛行機の座席に座っている後姿なんですけどね、近々なんとかします。

アポロの悲劇

バレンタイン時期になると、または「アポロ」を見るとたまに思い出すお話をひとつ。
昔私の知人にたいそうピアノの上手な人がいました。ジュニア部門のピアノコンクールをひかえつつ、その直前にバレンタインデーもあり心穏やかではない日々をすごしていたある年、この時期。
「やはりどんなに忙しくとも思いを伝えるチョコレートは手作りであるべきだ」
と考えていた彼女、しかしバレンタイン前夜深刻な問題に直面するのです。レシピ分量のミルクチョコレートが僅かに足りない!コンビニが現在ほど普及していなかった頃です。「どうしよう」・・・困り果てながら家中探し回り彼女は材料のチョコレートのほかに「アポロ」を見つけました。そう、あの小さな三角錐のチョコレート。二色二層に分かれたあのロングセラーチョコレート。それを見るなり彼女はためらいもなくそのミルクチョコレートの部分だけ包丁で切り離す作業を始めたそうです!
どのぐらいの足らずをそれで埋めようとしたのかわかりませんが切実な乙女心だったに違いありません。しかしこれが間もなく思いもよらぬ悲劇を生んだのです。
手元をあやまった彼女は人差し指に相当深い傷を負いました。縫うほどの怪我でした。ピアノコンクールは出場できず長い期間練習してきた甲斐がなくなってしまいました。家族やピアノの先生には怪我の本当の理由を話せず、自分にあきれるしかなかったそうです。
バレンタインの結末を聞いたのか聞かなかったのかその辺はもう忘れてしまいました。私にはこの笑うに笑えないなんともいえない不運ばかりが印象的だったのです。
大事な当日が2日以上続くときはみなさまもご用心ください。