2009年5月15日金曜日

お掃除計画

 図書館で気まぐれに貸りてきたしつけの本を覗いてみるとしつけは将来、親からその子への素敵な贈り物になると書いてあります。だよね、まったくその通りです。
別に親のせいにするわけじゃないけど母は掃除が大嫌い、そして私も掃除が大嫌い。
 カタヤ、私の大学からの友人に多分世界一几帳面だと思えるお母さんを持つ子がいます。そのお母さんは「停電になっても何がどこにあるか全て把握できる」ような環境で常日頃生活しています。娘であるその友人も世界一几帳面です。お互い無いもの、に惹かれるのでしょうか、それとも彼女が相当寛容だからでしょうか、私の交友関係の中で一番長い20余年のつきあいです。世の中几帳面な人はいくらでもいますがこの友人母娘のキチョウメンティビティーはギネスものなのです!
 家はお寺かと思うほどにスカッとしています。でもシンプルすぎないのがまたよくて。毎日きちんとしているから?私みたいに太っていません。節制の利いた体形。ターシャ・テューダーさんも細くて立ち姿がとても美しい!きちんと生活している人は太らない!?控えめかつセンスのいい服をいつも皺なくきっちり着ています。なにが羨ましいって、これが二人の自然な姿だからです。私が同じことを実践したら発熱すると思います。ああ、私も几帳面な親からうまれて几帳面になりたかった。
 親のせいにばかりするのも脳がないし、と何度か今まで自分革命を試みたことがあるのです。DNAになんて負けない!と。「今日から几帳面な人生をおくる」と鼻息荒く長い時間かけて掃除をするのでした。よかった、これで私も今日から几帳面。なんて美しい部屋。・・・3日後元通り散らかっています。息をしているだけで散らかるのです。どうしたもんかなあ。そうか!毎日コンスタントに掃除するという習慣が私には欠落している!35才で主婦になってようやく気づきました。昨日ターシャ・テューダー展に刺激され「こんどこそ」とまたもう一度自己革命的掃除を決意したしだいです。
 ヤレヤレ。掃除一つとっても私はこれだけ気合を入れなきゃいけないのです。「なにげに綺麗な部屋」なんて私にはあり得ないのです。それを簡単にやってのける人達は子供の時からのしつけが効を奏しているにちがいありません。私にも娘が2人いるのですから母親である私がちゃんと掃除しなければ娘も掃除嫌いになると思います。そして将来似たようなブログを書かれないとは限りません。
 今なら間に合う?「気楽に素敵な環境で過ごせる娘」に育てたらそれは私からのなによりの贈り物、嫁入り道具?のはずです。あややや~責任が重たくのしかかります。綺麗に掃除してベランダなんか草花モリモリにして趣ある茶碗に英国紅茶でも入れて、おやつはなにか手作りにします。そしたら娘の子供もそのまた子供にもいい影響があるはずです。
 さて今日はここまで。掃除は明日からです。明日から。今日は眠たいのです。

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