2009年5月22日金曜日

転覆病 キャリコ

マナ金魚キャリコ。
もともと肥満体質で動きも鈍くお腹も膨らみなんとなくバランスが悪かったのですが、とうとう昨日から本当に泳げなくなりました。
この状態を「転覆病(てんぷく病)」といいます。
かわいさあまってえさをやりすぎていた日々、反省しても遅いけど。
現在、0.5%の塩水浴中です。調子の悪い金魚はこの病気に限らず、塩水浴が基本です。
ただこの塩水浴がただの延命措置に過ぎない場合もあり、安楽死も含め検討中です。安楽死というのは私がとどめを刺すということです。避けたい!
ひとまず4日間ほど絶食させその様子をみないと希望的か絶望的かもわかりません。GW前、バタバタしてとうとう水を換えずに帰省してしまったのが大きな失敗、水換えだけは死守するべきでした。暖かくなって汚れが進むのもはやかったようです。悔やんでももはやどうにもなりません。
 せっかく大きく育っていた桜錦(品種名)のサクラがまず死んでいました。帰省期間一週間のうちいつ死んだのかはわかりませんがサクラの死体とともに数日をすごした丹頂(品種名)のヒメがダメージを受け帰宅時すでに転覆病にかかっていました。塩水浴約2週間あきらめかけた頃ようやく完治!喜びも束の間、入れ替わるように昨日から琉錦キャリコがこの状態。ヒメの時はなんとなく回復の希望がもてましたが、このキャリコは・・・ストレスが相当激しいのか口も変形(小さくすぼまっています)。どうしてしばらくは大丈夫だったのかわかりません。口の変形をつまようじの先で切開し、呼吸の危機を脱したという話をネットで読みました。私もやってみましたがキャリコはひれを含めて体長10センチ余り。ここまでしっかり成長した金魚は口元もぶ厚く、つまようじなんかでそうそう切開できそうにありません。ストローのような筒をさしこんで矯正させようか、でもそんな前例は今のところないようです。
どの人の体験談をよんでもみんなそれぞれの措置をほどこして結果、治ったか治らなかったか、しか書いていません。治りもせず死にもしないという状態にどう対処したかにはまったく触れていないのです。自然治癒を願いつつ、そうでない場合は安楽死か刃物による口の切開か(これはみすみす死なせるよりはマシという、一か八かの行為のようです)私はこの数日で決断しなければなりません。明日気がついたら元気になっているか正直死んでるかしていてほしい。ここまでくると。苦しむ姿をどう扱っていいものか。いつも優雅に泳いでてあたりまえのようなイメージですが健康なまま成長させるのはとても難しいです。

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