2011年10月9日日曜日

イケア卒業物語

イケアはたまに行くにはとても新鮮な気分になっていましたが、今日を境にもう卒業します。
これからは近所のニトリでいいです。あのフロアの広さに順応できない自分を見つけました。

今日は連休中ということもあってかなりの人口密度でへとへとでした。
ベビーカー人口も高かった。
イケアには能率よく回れるように床に矢印が記されています。
その矢印が私にはかえって混乱のもとになります。矢印のとおり回ればいいのだと思っていても、興味をもった商品の位置で寄り道し通路を外れると 矢印のとおりいっていいのかはたまた逆順したほうが能率がいいのかわからなくなります。逆順するとちょっと肩身がせまい気分になります。で
居心地わるいのでまた矢印のとおりに歩くとあれれれれ~。
次に進みたいのにさっき来たところにもどっていました。で、また最初から通りなおし。
それから、また興味をひく商品に気をとられ・・・またおかしくなって、またさんざん歩き、さんざん歩いたのに次のエリアにすすめないまま・・・入り口にもどっています。
呪われた村ように何度も何度も同じ場所に戻ってでられなくなります。あそこには霊がいて時々弱っているお客をみつけて嫌がらせしているにちがいありません。今日のターゲットは私だったんでしょう。

夫に「別行動とりましょ」と自分から行っておいて、とうとうこの地獄から抜け出せなくなり携帯を取り出し、目に映るものをことごとく伝え、迎えにきてもらいました。ちなみに夫は娘1が機嫌を損ねていたのでその対応をしていたのです。私は娘2をベビーカーに乗せてのんびり見学する・・・という予定でした。まさかこんな羽目になるとは思わないじゃないですか。
「7990円の赤い椅子のところでまってるから・・・」と私が言うのを聞いて近くに居合わせた人がこっそり笑っいるのを見ました。やれやれ。

夫の迎えを待つ間ダイニングテーブルの椅子にすわって人の流れをぼんやり眺めていました。矢印を器用に踏んで流れていく人達を。
私は昔からそうだった。人と同じようにしよう、とがんばればがんばるほどおかしなことになり、疲れるのだった。・・・もうイケアは卒業しよう。私の居場所はここじゃない。

やがて気がつきました。私が買いたいのは一階のキッチン用品のみ。なぜこんな疲れ果ててから気づくのでしょう。私もずいぶんもうろくしてきました。
最初から一階だけにとどめておけばよかった。と、途中で一階に行きたいと思っても階段やらエレベータはその果てしない売り場面積の割にたったの一箇所しかないのでそれを探すのも只今述べたのと同様、呪いの渦からまずは抜け出さなくてはならないのです。

すったもんだで一階にようやくこぎつけるとほっとし、救われた気分になりました。
キッチン用品でお勧めはフライパンですよ。日本のに比べてずっと浅くて平皿のようです。
エリカちゃんちがチャパティを焼くのに愛用しているそうでたまたま使わせてもらったのですが、感動するぐらい使い勝手がよかったのです。安価な割に食材離れもよろしくなかなかのテフロンぶり。
迷わず買いました。

それから食品売り場のエルダーフラワージュース(ブリックパック)。 たまにのみたくなるのです。
よかったら買ってみてください。今日はこのジュースのんでさっさと寝ます。

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