2012年1月6日金曜日

「芸能人格付けランキング」

私がここ数年、毎年かかさず見ている年に一度のお正月番組は「芸能人格付けランキング」と「The TEPPEN」と「相棒お正月スペシャル」です。
「芸能人格付けランキング」は随分知られてきましたね。

100グラム1万円の神戸牛と千円の牛肉、一本100万円のアンリ・ジャイエ(フランスワイン)と3000円のワイン、の違い。極上のホワイトトリュフと中国産の冷凍トリュフ、コンビニのマロンデザートとミシュランで星を獲得したフランス料理店の大分産利平栗を使った同デザート、これは番組出演者でないとわかりませんが、視聴者も楽しめるようになっています。食の違いばかりではないのです。

5億円のストラディバリと20億円のルジェリ(モーツァルトが一時期所有していたことで有名な名器)総額25億円のヴァイオリン二重奏、と二本で15万円の練習用バイオリンの二重奏。
それから新進気鋭の映画監督、と一お笑い芸人による「映画の同じ場面の演出の違い」などすべての違いをきちんと見分けられたものだけが一流芸能人として自分のランクを維持できるのです。
ちなみに間違ったほうを見分けてしまった芸能人はどんどんランクが下がっていきます。最初豪華な椅子に豪華なスリッパを履いていたのに最後の方はわらの上に軍足で座らされたりします。大御所芸能人も容赦なくそうなるのです。

今年も私は25億円の音色と15万円の音色の違いがわかりませんでした。聞き分けはできるのです。でも去年「音がギコギコするから」という理由でなめらかな音色の方を選んだら そちらは練習用の楽器でした。だから今年はそれに学習して「なんかギコギコザラザラしている音色」の方を高い方として選んだらそちらがストラディバリとルジェリでした。ひ~、情けない。
映画シーンの演出の違いは簡単に見分けがつきました。

しかし見ていて思います。試食の量がほんのちょっとだったり目隠しをされていていたりして回答者には色々リスクがあるのですが、デザートの食べわけで失敗したり100万円のワインの方が飲みにくそうな様子が映っていたりする。名前や値段だけでおいしいと思い込んでいたり、充実した気分で味わえているか否かが大事で高級食材でも一般的なものに負けたりする場合が往々にしてあるということです。「幸せは自分の心がきめる」ってわけですね。

今年も間違わず17問連続正解を果たしているGAKTはすごいなあ。

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