2009年4月28日火曜日

隣の芝生はそれでも青い

ここ10年来の友人が目下夫婦の危機にあります。
その彼女から最近よく電話がかかってきます。それも日に2度3度。
彼女は帰宅拒否であちこち彷徨っているようです。
昨日は明石の大蔵海岸だし、今日は神戸のハーバーランドからの音信でした。

「・・・とにかくその家出なんとかしたら?今日は寒いし」
「大丈夫よ、車の中にいるから」(そんなことを聞いているのではないけど)
「あっそう、そんな時間つぶしより彼と話し合ったら?」
「もう、それもできないかなあ~」
「そのままじゃなにも始まらないよ」
「それでいいよ、このままで」
「なんかおいしいものでも食べたら?」
私は単純な性格なので彼女の女心に訴える
気の利いた言葉がわかりません。このへん男なのかもしれません。
友人はだまってしまいました。
「ごめん、心配かけて。ありがとう。家には帰るよ、でもその前に
今からハーバーランドぶらぶらする、カフェで過ごしてから服でも見るわ・・・」
・・・・・・・・・・・・・
受話器を置いて振り向けば・・・
そう長くはなかった電話の間に娘Iが新聞の折込チラシを
部屋中に散らし、娘Ⅱはつかまり立ちの練習をしていたのか
お膳の上のものをすべて床に落としてもがいていました。
その中には飲み残しのジュースもあるのであって。
・・・・・・・・・・・・・
今からぶらぶら~?カフェ~?服をみるだとぉ~。
ああああ~いいなぁ。

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