2009年7月8日水曜日

一冊の雑誌より


知人にもらった雑誌「かぞくのじかん」2009年夏号
その雑誌の最終記事が私の耳に痛い。


いつからでも楽しく
羽仁もと子のことば ~置き場所の決まった家~

 私どもは本気になって、めいめいの家を整理して、ガラクタなしの家にしましょう。
そうしてその次にものの置き場所をきめましょう。
どこの家でも大きな家具類は数が少なく、そのあり場所もきまっているのですが、数多くある小さい家具は、一々きちんと置き場所を決めて、家中の人が、暗闇でも出してこられる、しまわれるようにしておくことは、容易なことではありません。おなじ台所のなかの道具でも、一つの鍋をあるときは上の棚にふせたり、下の棚においたり、仕事部屋の針箱の中からはさみを持ち出して、茶の間の火鉢の引き出しにちょっといれておいたりするようでは、それはもののおき場所の定まらない家なのです。

 一家の主婦は第一に、どんなに小さい家具の一つでも、よく考えてその置き場所をたしかにきめて、家中の人々にまたよくそれをそらんじてもらわなくてはなりません。家人のことごとくが、すべての家具の置き場所をしっているばかりでなく、また何を使っても、用がすんだらもとのところにちゃんとしまっておくという習慣と訓練ができていなくてはなりません。
 
 幼児にこの訓練をほどこすのには、朝、顔を洗ったあとで、楊枝(歯ブラシ)をきれいにしてしまうこと、手拭をかけたりすることを楽しみにさせること、おやつのあとを台所の台の上にちゃんと持っていかせること、毎日日取暦をはがしても、くず籠に入れることをすぐとするように、本でもおもちゃでも出したらかたづけること、そのほかに大人でいえば戸締りを見るような具合に寝る前にちおもちゃ戸棚を見にいくことにして、ちゃんと片付いているのをみて、よろこんで寝るようにさせるのはほんとうによいことです。
 この置き場所はここにしよう、どんなことがあっても、違えてはならない。出しっ放しをしないようにということは、いろいろの訓練の上に大切なことです。

う~ん、またしても
・・・暗闇でも、どこになにがあるかわかる家かぁ。

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