2010年8月3日火曜日

押し切りとスキャナー

押し切りというのは一度にザクッと分厚い紙の束が切断できる、そうそう!昔、職員室でよく見かけたあれです。スキャナーは読み取り機ですけどね、この二つがコンビを組むと部屋が広くなるという事を最近知りよろこんでいるのです。夫の、私にはつまらないこと極まりない蔵書がこれで一掃できる!
まず押し切りで各本の背表紙の部分を切り落とし、各ページ一枚一枚独立した状態にしておいて、それを一度に100枚くらいセットできるスキャナー(ファックスみたいな形状をしています)にセットし、スイッチオン。本がどんどんスキャンされてパソコンの中にインプットされるのです。スキャンし終わった本はもはや古新聞同然、資源回収の日に捨てるだけ。ヤッホー!これでかなりのスペースが確保されます。本棚はもちろんベッドの下、押入れクローゼット、あちこちのあれもこれもが消えてなくなる!夫の話によれば一冊5分くらいかかるそうです。しかし今年は夏休みも帰省しないことですし秋風が吹くころには我が家は今よりちょっとばかりすっきりしている予定。
さてこのスッキリ化がどんどん普及すると古本業者が切断し終わった本をも買い取るようになり、それをスキャン目的で買うお客さんが定着、となってしまうと出版業界には大きなダメージになるそうで今後そういう環境がどうなるのか注目すべきだそうです。以上私が今の夫と結婚していなかったら多分一生知らないであろうネタです。

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