2011年11月14日月曜日

おたふく疑惑 中編

こうして二件目にして初めて行く評判の良い小児科へ。
受付でセカンドオピニオン&おたふくかどうか断定してもらいたいと、伝えるか伝え終わらないうちに受付の人はあわて出し
「こちらでお待ちください」と別室に通されました。お多福とは名ばかりの厄病とみつけたり。
個室で待つこと約30分。軽視できない飛沫感染病なのは一件目先生の最悪予想ストーリーでよくわかっていましたがこの特別扱は驚きで。先に述べておきますが帰りも裏口からだったのですよ。
「よくがんばったから特別の素敵なドアから帰ろうね」とにっこり言っていただいて。
ものは言いようです。なるほど。娘はお姫様気分で防火扉を出ましたから。

さて。いつもの先生ならどんな繁忙中でもこんなに待たされることない!
いかなる洗練されたジェントル且つシャープな先生がいらっしゃるのか・・男前とかそういう意味じゃなくて。
最寄先生に通い続けた6年間が吹っ飛ぶぐらいの精鋭を期待していたのです。
こんなに待たされるのですからいやがおうにも意識はそういうところに行きます。
おたふくか否か中耳炎か確定してくれ、対処を明確に示してくれるにちがいないちがいない。

しかしその結果はここしばらく経験してない期待はずれでした。
私は何も財前五郎やら朝田龍太郎をイメージしていたわけではないのです。小児科ですもん。
ただ茂木なんとかさんとか森永卓郎氏もあり、名越康文氏とかまあそのへんをちょこっと予想していたのです、実に自分勝手に。

人の第一印象は最初の6~7秒で決まると習ったことがあります。特に人と接する職業の人は初対面のこのわずかな時間を大切にしなければならないとか。

きっと看護師さんやスタッフがすばらしいんだ!
慢性的に軽い風邪を引いているようにみえる、ひょろっとした先生をまじまじ観察しながらわたしはそう断定しました。

「やはりこの時点では断定はできませんよ、その先生は正しいです」

まあそれでもこの先生にも断定できないってことが断定してもらえてよかったです。
そうして幼稚園にその旨自信をもって連絡しとりあえず隔離状態にはいったわけです。

かくして私はこれからも懸念なく最寄先生に通うつもりです。もちろん相性もあるんですけど。

後編へつづく なにを私はタラタラ書いているのかと思いつつ。

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