2009年10月25日日曜日

ちびまるこちゃん

最近アンパンマンからプリキュアへと移行した娘1が平行してちびまるこちゃんも熱心に見るようになりました。ちびまるこちゃんがアニメにでたのはもはや20年以上前。母子2世代で楽しめる最初の番組となりました。私は漫画でよく読んでいたのですけどね。
恋し恋しと鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす、かわいそうだねズボンのおなら右と左に鳴き別れ。ちびまるこちゃんを読んだり見たりしているとこんな「どどいつ」やら他にも「俳句」やら小学生には不自然な年寄り臭い言葉遣い・感覚に笑えます。ちびまるこちゃんがおじいちゃんと友達のように暮らしているという設定からだと思うのですが核家族の子供達とのぬぐいきれない感覚のズレが祖父母同居だった私にも思い当たる節があり親近感がもてます。小学生当時、雑誌の片隅に今ならあり得ませんが住所と名前が記載されペンフレンド募集&文通、が流行った時代があります。このへんも私の世代とほとんど同じ。さて、今回はそんなちびまるこちゃんの一話。ちびまるこちゃんがペンフレンドをみつけて文通するようになりました。相手は沖縄県にすむ与那嶺さん。文通も何回か続いたある日与那嶺さんはまるちゃんに恋の悩みを相談します。好きな人に告白するべきか否か。まるちゃんはその悩みの返事に困りおじいちゃんに相談します。そしたらおじいちゃんは前述のどどいつ「恋し恋しと鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」を例にあげ、大騒ぎするよりも蛍のように思いを暖めているほうがいいよ、というようなアドバイスをします。まるちゃんは与那嶺さんへの手紙にそのどどいつを書きますが小学生なので言葉が足りず与那嶺さんにはなんのことかわからず不評を買い「あなたとはちょっと文通を続けられそうにありません」的なショッキングな返事を受け取るというお話。私も感覚が年寄りくさいのは祖父がいつもいつも夕方から時代劇を見ていてそれを酒の肴であるところのするめなんぞかじりながら一緒にに見ていたからだろうなと思います。決してまるちゃんのようなおじいちゃんっ子ではないのですがどうしても間接的に影響をうけます。祖父母全員とっくに亡くなり現在、核家族に住む自宅に居てそのころがちょっと懐かしくもあります。ふと思うのです、私にとっての「にほんごであそぼ」だったのかな。

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