2010年3月6日土曜日

賽の河原リビング

慢性育児疲れの私ですがその朦朧とする意識下、最近キレギレではありますが「今しかこの光景はないのだね」と思う、いえ思えるようになりました。このポチャポチャしたほっぺたもやがてファンデーションで覆われる日が来るんだろうし、食べこぼしもなくなるかわりに私が小言を言われる日がくるような気がする、あと5年もしたら2人とも抱きついてはこないだろうし、「小」の字で眠ることもなくなり自分のベッドやら部屋をねだられるんだろうな。この作風の絵は今だけだろうしアンパンマンの代わりに芸能人がヒーローにかわる?・・ならアンパンマンの方がいいなあ。そんなのまだ序の口で今予想できない光景が山ほど現れ過去と流れていくんだろうなあ。娘達が今の私の年になるまで私は生きているかしら。
私は早く今を懐かしむ時期に来てほしいと思っているのですがそうなればそうなったでまた違うんだろうなぁ。進路に悩む娘を自分も心配しているかもしれないし結婚したとして私は娘婿とうまく交流できるのかな。スープの冷めない距離なのか飛行機のらなきゃいけない距離なのか、そんな時期がいずれくるのだと思うので今を楽しむ気持ちも出てきたのかもしれません。しみじみ。
しかし・・・これだけは。これだけは早く過去となれ~我が家のリビング11畳どんなに必死で掃除しても片っ端から散らかされこぼさればら撒かれる、そう、このリビングには「賽の河原」という名があります。こう名づけて3年が経ちます。どんなに美しくしても小鬼がでてきてめっちゃめちゃにするのです。私は、今までの人生で最高の頻度で広範囲を掃除しているのです。もしこれを独身時代に置き換えたなら毎日が美しい部屋です。きれい好きと堂々と言えるくらい掃除しているのです。もちろんリビングだけではありません。掃除が追いつかないから→やる気が失せて→なすがままな日がしばらく続き→精神的にやられ→やはりこれではいけないよと掃除の神様がおりてくる→汗が流れるほど掃除する→で3時間もすれば元の木阿弥。私はそんな毎日をもうかれこれ4年送っています。これだけは一日も早く過去となってほしいのです。

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