2009年11月12日木曜日

あきらめました

 娘1はバレエ教室を10月末でやめました。ぜんぜんやる気を見せなくなったからです。再開したころのあのやる気満々な態度はただの気分だったようです。今度こそ末はプリマかエトワールかと嬉々と再開させたのに。時を同じくエリカちゃんもやめることに。エリカちゃんは他の習い事と重なったためですが、バレエは「またやりたい」と言い出しているのに対してヤツは「もうやりたくない」
 子供は親の思うとおりにならないというよくある言葉を産後4年あまりですでにかみしめているわけです。
もう自分から「何かやりたい」というまで何もさせないことにしました。当然でしょう。毎度連れて行くのも娘2もいることで結構手間だし何より先生にやめますというのも快い訳ありません。私はもともとグウタラな母親ですからね。
 その昔、私が通っていた幼稚園も放課後の教室でバレエ教室をしていました。友達のタカエちゃんがならっていました。私は習わせてもらえず滑り台の上に登ってそのレッスン風景をジーっと見ていたのです。
父親の従妹にその当時からモダンバレエで活躍している人がいました。父は幼少の頃からその従妹をかわいがっていたようです。それがある日バレエを通じて知り合った「気持ちの悪い男」と結婚した!それが気に入らなかったのが原因で父親のバレエの印象があっさり悪くなりました。私はそんなあほな理由で習わせてもらえなかったのです。「将来あんな気持ち悪いやつと結婚されたら困るからな」としばらくいってました。・・・オルゴールのねじを目一杯巻いて部屋で体育館シューズをはいてクルクル回っては一人、バレリーナ気分にひたっていました。そんな不憫な私がバレエにあこがれるのも無理はないでしょう?懲りない私、次なる娘2に期待を込めている最近です。まだ歩いてないけど。
 余談ながらあれから三十余年、その「気持ち悪い男」である遠縁の叔父・・私の父親の見解がそう間違っていたわけでもないようで、叔母は相談できるのはうちの父だけのようでなんだかんだ愚痴りに帰省しているようです。

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